
ライフスタイルブランドのOHYAは、新商品「OHYA おちょこ URUSHIシリーズ “銀霜 Ginsō / Silver Frost”」を発表した。
摩擦圧接加工技術と漆ならではの繊細な表情を掛け合わせたおちょこで、4月17日(金)より公式ECサイトおよび一部ホテルにて販売を開始している。
山の頂上の岩肌に降りた霜を思わせる「銀霜」

凛とした銀色の質感と奥行きのある表現が特徴の「銀霜 Ginsō / Silver Frost」は、日本酒を楽しむ時間そのものを豊かにするプロダクトとして仕上げられた製品だ。
OHYAでは“ものづくりを100年先へ”という想いのもと、伝統技術と現代的な表現を融合したものづくりを行っており、「銀霜 Ginsō / Silver Frost」では漆の持つ新たな可能性を追求している。日本酒好きの人や海外ゲスト向けのギフトとしての魅力を感じてもらい、特別感のある佇まいにもこだわったという。
香川漆器を代表する象谷塗の技法で仕上げられた一品

漆職人 松本光太氏
漆加工を担当したのは、国の伝統的工芸品に指定されている「香川漆器」の伝統工芸士・さぬきうるしSinra 松本光太氏。15歳から漆芸の道に入り、人間国宝・磯井正美に師事した松本氏は現在、香川県を代表する漆芸家として活躍中だ。
江戸時代から続く讃岐漆芸の伝統技法を活かしながら、現代の暮らしに合う新しい表情の漆器を生み出しており、讃岐漆芸の継承に対する真摯な想いが作品に現れている。

「香川漆器」は、石粉と漆を混ぜ合わせて模様を施す象谷塗の技法を基盤とし、使用する石粉は香川県原産の銘石「庵治石(あじいし)」を細かく砕いたもの。
花崗岩のダイヤモンドとも称されるほど硬質な庵治石の特性により、傷がつきにくく長年の使用にも耐える強さを備えている。

また、漆表現では珍しい凹凸のある質感が生まれ、手にフィットする安定感も特徴のひとつだ。
ヘラ絞り職人の手仕事が生む成形技術

ヘラ絞り職人 根本鉄也氏
「OHYA おちょこ URUSHIシリーズ “銀霜 Ginsō / Silver Frost”」の成形には、ヘラ絞り加工技術が採用されている。ヘラ絞りとは、金属板を回転させながらヘラ棒を押し当て形状を創成していく加工法のこと。熟練した職人の手でしか再現できない繊細さから、機械化が難しいといわれる伝統的な技術だ。
担当したのは大矢製作所のヘラ絞り職人・根本鉄也氏。中型から大型の空調機器・送風機器部品や産業機械部品等を手がけてきた技術力を活かし、一つひとつ丁寧に制作されている。
大切な人へ、日本の職人技を贈る

「OHYA おちょこ URUSHIシリーズ “銀霜 Ginsō / Silver Frost”」は、一つひとつ異なる表情を持つ酒器で、日本の職人技術と手仕事の温もりが込められている。日本酒好きの人への贈り物はもちろん、海外ゲスト向けギフトとしての展開も予定されており、ギフトボックスに入れて届けてもらえるとのこと。
価格は33,000円(税込)。公式ECサイト、 一部ホテル販売、イベント販売などで購入できる。

なお、摩擦圧接加工とヘラ絞りを組み合わせた技術は、OHYA独自のものだという。
一方で、ものづくりの技術継承者は減少しているという現状もあり、OHYAではさまざまな伝統技術を継承したいという想いのもと、一つひとつの作業に心を込めて製作に向き合っている。価値ある日本の美と歴史ある職人技術を世界へ発信していく考えだ。
漆の技術が光る「OHYA おちょこ URUSHIシリーズ “銀霜 Ginsō / Silver Frost”」を、手にとってみては。
OHYA公式サイト:https://shop.ohya-seisakujyo.com
OHYA公式Instagram:https://www.instagram.com/ohya_japan
(丸本チャ子)